プラデータ プラデータ

テストデータ作成ツール 「プラデータ」

プラデータメイン画面

テストの疑似データを大量生成

 プラデータは、テストデータを自動作成(生成)するアプリです。
簡単なデータ定義とオプション設定を行い、出力件数を指定してデータを出力します。
プログラムの負荷テスト用の大量のダミーデータ、名前や日付などのサンプルデータ が必要な時にどうぞ。


バージョン情報

  • Ver 2021.08.08. ..... 2021/08/08
    • Windows10で利用できるようになりました。(文字のにじみ解消)
  • Ver 4.1 ..... 2008/08/31

ダウンロード

※ダウンロードの前に、「利用規約」をご覧ください。

2021年08月10日公開

他サイトからのダウンロードにご注意

当アプリの正規版がダウンロードできるのは当サイト(およびVector)のみです。
他サイトからのダウンロードはウィルス等の危険がありますので、絶対に行わないでください。

アプリの起動

  1. ダウンロードしたファイルを右クリックして「すべて展開」を選択します。
  2. 展開したフォルダの中の「PlaData.exe」をダブルクリックするとアプリが起動します。
  3. 初回は「WindowsによってPCが保護されました」というメッセージが表示されます。
    「詳細情報」→「実行」をクリックすると、アプリが起動します。
    • 「詳細情報」をクリック
      アプリ起動時の保護メッセージ
    • 「実行」をクリック
      アプリ起動時の保護メッセージ

基本操作

1.定義

  • Key
    重複を許さない項目にチェックをつけます。
  • NotNull
    空白文字を許さない項目は、チェックをつけます。
    列名項目の名前を入力します。
  • データタイプ
    出力データのタイプを指定します。テキスト/数値/日付型等を選択します。
  • 桁数
    出力するデータの桁数を指定します。
  • 小数部
    出力するデータの小数部を指定します。

2.自動作成

 画面右部の「項目数」を設定し、プラデータ 自動作成ボタンをクリックすると、
 以下の内容で定義が自動作成されます。

  • Key=チェックなし
  • NotNull=チェックなし
  • 列名=「Column+連番」
  • 桁数=10
  • 少数部=空白

3.定義オプション

  • ヘッダ
    1レコード目に、列名を出力します。
  • 値に列名を含める
    出力データの値に、列名として入力した文字列を使用します。
    各値がどの項目なのかわかりやすくするために備えた機能です。
    (テキスト型のみ有効です。)
  • ランダムデータ
    単純な連番などではなく、ランダムな値でデータを作成します。
  • 全桁埋め
    指定された桁数分、値を埋めたデータを作成します。
  • 区切り
    (「,」「TAB」「固定長」)
    列(項目)ごとの区切り文字を指定します。
  • 括り
    (「’」「”」「なし」)
    列(項目)ごとの括り文字を指定します。
  • 改行
    1レコードごとに改行を入れます。

4.出力オプション

  • 出力方式(単純出力/パターン出力)
    ・単純出力 … 単純データを作成します。
     指定値が設定されていれば、最小レコード数でデータを作成します。
    ・パター出力 … パターンKeyが指定されている場合に有効です。
     指定されたパターンKeyでユニークになるデータが作成されます。
  • 指定値(有効/無効)
    ・有効 … 指定値をもとに、最小レコード数でデータを作成します。
    ・無効 … 指定値を無視して全てダミー値で作成します。
  • ダミー値(ON/OFF)
    ・ON … 指定値が無い列に、ダミーの値を埋めます。
    ・OFF … 指定値が無い列には、値を入れません。
  • 全パターン(ON/OFF)
    ・ON … パターンKeyを無視し、全ての列の値を組み合わせたものが
     ユニークになるデータを作成します。
    ・OFF … 全パターンが解除され、パターンKeyが有効になります。

5.出力実行

 出力件数を指定して、「出力実行」ボタンをクリックします。
 なお、出力オプションの設定内容によっては、プラデータが出力件数を
 決めることがあります。その場合は、出力件数は操作できません。

6.定義エラー

 定義が正しく入力されていないとダミーデータを作成することができません。
 定義エラーがある場合「出力実行」のヨコに「!」ボタンが表示されます。
 このボタンをクリックすると、定義エラーリストが表示されます。
 リストより対象の項目とエラー内容を確認し、定義を修正して下さい。

 定義エラー

プレビュー

1.表示形式

 テキスト表示とセル表示の2種類があります。
 表示形式

2.定義エラー

 定義エラーがある場合、プレビューエリアの上部に「!」ボタンが出現します。
 このボタンをクリックすると、定義エラーリストが表示されます。
 リストより対象の項目とエラー内容を確認し、定義を修正して下さい。
 このエラーが解消されるまで、プレビューは表示されません。

3.拡大画面

 より大きな画面でデータ内容を確認したい場合は、「拡大画面」をクリックします。
 別画面でプレビューのみが表示されますので、お好みのサイズに調整して下さい。

 拡大画面

指定値

 各列に対して、データ値を指定することができます。
 (※列名は編集できません。)
 テストデータ作成アプリ データ値の指定

①アイテム指定

・アイテム
 右のボタンをクリックし、アイテム入力画面を表示させ、入り得る値を入力します。
 入力の際は、値ごとに改行して下さい。

②範囲指定

  • 開始値
    出力したいデータの開始値を指定します。
  • 終了値
    出力するデータの終了値を指定します。
  • 増減
    加算、減算する値をセットします。
  • 単位
    データタイプが、日付型の場合のみ設定できます。
    増減の単位を選択します。

※「アイテム」、「範囲」の両方が設定された場合、「アイテム」が優先されます。

③全クリア

・設定した指定値を、全て削除します。

④メイン画面での表示

 指定値が1つでもあれば、メイン画面に以下の2列が表示されます。
  ・パターンKey
  ・指定値
   「指定値」列をダブルクリックすると、その列に対する編集画面が
   表示されます。

以上、色々と試しに出力してみた上で、ご利用下さい。


ご注意

 ・大量にデータを作成するものですので、どうぞお持ちのパソコンのスペックを
  考慮した上で、データ作成を実行して下さい。
 ・パターンテストにご使用の際は、作成されたデータの中身を確認し、テストデータ
  として問題ないかを検討した上でご使用下さい。


掲載履歴

 窓の杜2008/4NEWS

初版公開

 2008年4月